「コラーゲン」は皆さんよく聞く言葉だと思います☺女性なら特にコラーゲンという言葉が入った美容品や食べ物などがあれば、ついつい気になってしまいますよね(笑)
別の記事で肌の構造についてご紹介しましたが、肌の生成部分である真皮の約70%がコラーゲンになります。また、コラーゲンはたんぱく質としての働きもあります。人間にとって必要で大切なのがコラーゲンです。今回はそんなコラーゲンとたんぱく質の関係性についてまとめてみました✨
そもそもコラーゲンとは?
コラーゲンとは主に、真皮、靭帯、腱、骨、軟骨などといったモノを構成するために必要なたんぱく質の1つです。実は、体の中に存在しているコラーゲンの総量は全てのたんぱく質のうち30%ほど占めています。コラーゲンは体内にあるアミノ酸を原料にして体内で生成されています。
コラーゲンは体内に入っても分子構造が大きい為そのまま吸収されることはありません。必ずアミノ酸に分解されてから再生成されるのでなくなることはありません。
コラーゲンには種類がたくさんある?
コラーゲンと言っても実はコラーゲンはⅠ型Ⅱ型と言う様に分類され全部で28種類もあるんです!それぞれの種類のコラーゲンによってコラーゲンの役割や内容が少し違ってきます。例えば、、、
体内に最も多く存在するコラーゲンで骨や皮膚を形成するコラーゲン。肌の弾力性を持たせる役割もあります。
【Ⅱ型コラーゲン】
関節や軟骨に主に含まれているコラーゲン。眼球の硝子体液の成分でもあります。
【Ⅲ型コラーゲン】
真皮や大動脈に多く、細胞などの足場をつくる役割をしています。
・Ⅰ型コラーゲン
・Ⅱ型コラーゲン
・Ⅲ型コラーゲン
と言われています。
コラーゲンを飲んだり食べたりすると肌に効果はあるのか?
よく「コラーゲンが入った○○!」といった化粧品・美容品・食べ物・飲料・サプリなどたくさん見かけますよね。ほとんどの方は、
〚コラーゲン⇒アミノ酸〛に分解され肌(皮膚)へと行きわたります。
食べ物や飲み物といった外側から肌に良い物を入れたい場合は、コラーゲンだけでなく、
アミノ酸が含まれているものやビタミン・ミネラルなどバランスよく取る必要があります。
コラーゲンの摂りすぎには注意が必要!
コラーゲンが入っている食べ物はたくさんあります。コラーゲンは美容・健康に良いと皆さん思っているかと思いますが、実は摂取し過ぎると美肌どころか悪影響になる可能性もあります。
コラーゲンで病気になる可能性!?
コラーゲンはたんぱく質です。たんぱく質を過剰に摂取することで体内での処理が追い付かなくなり、肝臓に負担が行きます。また、余分にとってしまうことによってカルシウムも一緒に尿として出るので骨にも影響が出てしまい、骨粗鬆症になる危険性もあります。
脂肪が増えて太るリスク!?
コラーゲンが入っている食べ物は、
【動物性】
・豚モツ
・豚バラ
・牛すじ
・牛タン
・鶏の皮、手羽先、軟骨
など
【魚介類】
・ウナギ
・エビ
・フカヒレ
・イカ
・エビ
など
【その他】
・ラーメンのスープ
・ゼリー
・プリン
など
たくさんあります。ですが、これらは高カロリーの食べ物が多いです。適度にコラーゲンを摂取するのは良いですが過剰に食べすぎるとセルライトになる可能性が高くなります😢
コラーゲンで便秘になる!?
コラーゲンを過剰摂取するという事は、コラーゲンの成分がたくさん体内に入るという事になります。過剰にコラーゲンが体内に入ることによって体内の水分がコラーゲンに取られ腸内の水分が不足します。腸内の水分が不足することで腸が活発に運動(蠕動運動)しなくなり便秘につながる可能性も出てきます。
まとめ
コラーゲンは美肌にとっては必要な成分になります。体内にもともと存在するコラーゲンもそうですが、コラーゲンを分解するアミノ酸が少なくなると、いくらバランスの良い食事をしたり生活をしていても美肌になれません。一番美肌に効果的なのが、体内から肌に良い物(コラーゲン、アミノ酸、たんぱく質)など生成を促すことが大切なのです。分かりやすく言うと、自然治癒力をあげる方が肌にとって効果的だという事です。つまり根本の肌の自然治癒力をあげるものを取り入れた方が美肌への一番の近道だと思います。