お肌に関係してくるメラニンってなに?メラニンについて詳しくまとめてみた

メラニン色素という言葉は皆さん聞いたことがあるかと思います。
歳を重ねると嫌なものと思う方も多いと思います😢
ですが、「そもそもメラニン色素とはなにか?」「どういったものなのか?」
詳しく知らない方も多いと思います。
ということで、今回はメラニンについてまとめてみました☺

メラニン色素とは何か?メラニン色素には種類がある!?

メラニンはシミやくすみの原因となる成分と思っている方も多いと思います。ですが、メラニンはそれだけではなく、人の肌や髪、目などの色を与える成分となっており邪魔なだけでなく必要な成分でもあるのです。

その中でも、メラニン色素の種類は2つあると言われてます。

①ユーメラニン(褐色~黒色
②フェオメラニン(黄色~赤色

この2つを合わせてメラニンと言われることが多いです。
人種によって肌の色が黒い人・白い人といますが、これは2種類のメラニンの配合割合によって違ってきます。
もともと地黒の方はこのユーメラニンの成分が多く含まれているという事になります。

メラニン色素はどのようにして生成されるの!?

次に、メラニン色素はどの様にして生成されるかについて簡単にご説明したいと思います☺
メラニンとは紫外線による皮膚への刺激を防御する機能があります。皮膚が紫外線によって照射されることによって、、

①表皮の基底層に存在するメラノサイトという色素細胞が活性化する
②メラノサイトが活性化することでメラニンが生成される
③基底層からターンオーバーによって上の層へと徐々に押し上げられる
④生成されたメラニンがシミ、色素沈着となる

といった流れからメラニンは生成されます。

メラニン色素の役割ってなに?

メラニンは「ユーメラニン」と「フェオメラニン」の2つに分かれるのですが、

【ユーメラニン(褐色~黒色)】
メラノサイトが活性化し、メラニンが生成されることによって、真皮に紫外線が届かないようにしてくれる役割をします。

紫外線、活性酸素からのダメージを引き受けて肌をまもる役割があるという事です。

この役割が無ければ表皮だけでなく真皮まで紫外線などのダメージを受けてしまいシミだけでなくお肌の状態はボロボロになります😢

【フェオメラニン(黄色~赤色)】
一方、フェオメラニンは紫外線にあたると活性酸素増えてしまう為、皮膚がんになる可能性があります。
白人の方はフェオメラニンの割合が多い為、黒人の方に比べ皮膚がんのリスクが高いです。

上記の様にメラニンの種類によって良い役割をするメラニン(ユーメラニン)とダメージを与える(フェオメラニン)の2つ存在します。
メラニン色素はシミやくすみの原因になるという部分だけを見れば悪い印象が多いかと思います。ですが、メラニン色素は必要なものでもあります。

シミになる原因って?予防策はあるの!?

紫外線に当たることによってシミになることから、多くの女性が

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紫外線は日焼けするし、シミになるから嫌!
と思っているかと思います。実際に紫外線対策をすることはとても大切だと思います。ですが、紫外線を浴びてしまってシミが出来てしまったとしても、お肌のターンオーバーによって基底層で作られたシミは垢や角質となって外に排出され、無くなるのが正常です。

つまり、約1か月後には消える構造になっています。ですが、

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シミが消えない!!!
という方の原因としては、

①長時間、強い紫外線を浴びた
②ターンオーバーのサイクルが乱れることによってメラニンが排出されずに溜まっている

上記の2パターンが主に考えられます。色素沈着が進んでしまうとなかなかシミを消すのは難しいです。
紫外線などの外的ダメージによりターンオーバーのサイクルが追い付かなくなる=メラニンが溜まりシミになります。

シミ対策として、紫外線などの外的ダメージから肌を守るのもそうですが、
ターンオーバーのサイクルを正常にすることも大切です☺